教育が趣味と言っていた理科・美術教諭の父。高校で保健体育・女子体育を教え、県教委時代に特別支援教育分野で新たな道を広めた母。小学校教師として教材づくりをするために、ありとあらゆる教育実践の本や道具、全集などを買い集め、一時は給料天引きが給料を上回ることもあった兄。
そんな環境の中で同じ教育の道を進んできた私ですが、小さい頃から理科が大好きで、学校から帰ったらいつも自分の道具を詰めこんだ箱で、試行錯誤しながらいろんなことをしていました。モノの仕組みを探るのが大好きだったため、おもちゃを買ってもらってもすぐに壊すとよく言われていた子供時代でした。
モノの仕組みを知りたいというのは、コンピュータプログラミングの世界と同じで、大学時代はプログラミングをたくさんやりました。その頃はパソコンを使った教育(CAI)の草創期だったこともあり、貪欲に情報収集に走り回っていました。同じ研究室にパソコンに詳しい先輩がいたので、その間にずいぶん腕が上がった気がします。
ふり返ってみても、好奇心を大事にしてくれた家族のおかげで、今の私があります。子供達には、好奇心を刺激するようなことを提供し続けたいなと思っています。
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